『あなたのためなら 藍千堂菓子噺』田牧大和著|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年2月5日 / 新聞掲載日:2019年2月1日(第3275号)

『あなたのためなら 藍千堂菓子噺』田牧大和著

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田牧大和著『あなたのためなら 藍千堂菓子噺』が文藝春秋から刊行された。江戸は神田相生町に店を構える上菓子司「藍千堂」を舞台にした時代小説短編集シリーズの第三弾。藍千堂の店主で菓子職人の晴太郎と弟で番頭をつとめる幸次郎、そして菓子職人だった二人の父の片腕だったベテラン菓子職人の茂市の三人が切り盛りをする店とお菓子を中心に本書では五つの物語が展開される。

皮切りとなるエピソードは「遣らずの雨」。主人公晴太郎のもとに嫁いできた佐菜は元夫との娘のさちを連れて藍千堂の面々と一緒に新しい生活をスタートさせるも、さちは晴太郎のことをなかなか「お父っつあん」とは呼べないままで、晴太郎も無理強いはせず、さちが心を開いてくれることを、お八つに「かるめいら」を作ってあげながら気長に待つが、なぜかさちは次第に心を塞いでいってしまう……。

そのほか「命がけの愛」をテーマにした「袖笠雨」、「狐の嫁入り」、「通り雨」、「逆さ虹」の四編を収録。(四六判・三二〇頁・一六八〇円・文藝春秋☎〇三―三二六五―一二一一)
この記事の中でご紹介した本
あなたのためなら 藍千堂菓子噺/文藝春秋
あなたのためなら 藍千堂菓子噺
著 者:田牧 大和
出版社:文藝春秋
以下のオンライン書店でご購入できます
「あなたのためなら 藍千堂菓子噺」出版社のホームページはこちら
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