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更新日:2019年2月8日 / 新聞掲載日:2019年2月8日(第3276号)

訃報 橋本 治氏

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橋本 治氏(はしもと・おさむ=作家・評論家)1月29日、肺炎のため都内の病院で死去した。70歳。

1948(昭和23)年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。東大在学中の68年、駒場祭のポスター「とめてくれるな おっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」のコピーで注目される。同大を卒業後、イラストレーターを経て77年、小説『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)でデビュー。ベストセラーになった『桃尻語訳 枕草子』をはじめ、『窯変 源氏物語』、『双調 平家物語』(毎日出版文化賞)など古典文学の現代語訳にも取り組み、96年『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、02年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)など優れた評論も数多く手掛けた。05年『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、戦後三部作と呼ばれる『巡礼』『橋』『リア家の人々』の小説やエッセイ、『ひらがな日本美術史』(全7巻)などの美術批評、歌舞伎・浄瑠璃など古典芸能の新作など多彩な執筆活動を行う。18年『草薙の剣』で第71回野間文芸賞を受賞。欠席した贈呈式に寄せたメッセージでは、「自分の目の前に原稿用紙が見えたらなりゆきでその上を一歩一歩歩いていこう」と復帰への意志と新作の構想も明らかにしていた。
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