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本の国へようこそ
更新日:2019年2月12日

本の国へようこそ 第103回 おんがく

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まだ寒いけれど、明るさが空気にまじる季節になりました。今回のテーマは音楽。美しい音楽、楽しいリズムが、実は日々の生活や、悲しみや孤独の感情に影響し、影響されながら、表われてきたものでもあること。音のないはずの本から、音が湧いてくる、そんな4冊をご紹介します。


リズムがみえる

はじまりはアフリカ。奴隷のリズム。ブルーズ、ジャズ、スウィング、ビバップ、ゴスペル、ソウル、ヒップホップ…五百年以上にわたるアフリカ系アメリカ人の音楽を見渡す本。カラフルで力強い絵と詩に、形を変えながら受け継がれてきたリズムが揺れる、響く。
トヨミ・アイガス著/ミシェル・ウッド絵/金原瑞人訳/ピーター・バラカン監修
3000円・34P
サウザンブックス社

105にんのすてきなしごと

金曜日の夕方、105人の人たちが準備を始める。まずお風呂、それぞれの下着に、白いシャツに黒いズボン、黒のドレスを身に着け、様々な形のカバンを持って105本の道を歩き出す―ユニークに描かれたそれぞれの生活が1つになるとき、美しい音楽が聴こえてくる。
カーラ・カスキン文/マーク・シーモント絵/なかがわちひろ訳
1300円・46P
あすなろ書房

ビッグTと呼んでくれ

汗っかきのデブ、十七歳。地下鉄のホームで立ちつくすトロイに声をかけたのは、ガリガリでボロボロの「カート・マックレー!?」。彼はパンクロックの神様!二人はバンドを組むことになるが――。今の自分が好きになる、「それが、パンクミュージックってものなんだ」
K・L・ゴーイング作/浅尾敦則訳
1500円・292P
徳間書店


ふしぎなバイオリン

パトリックがなけなしの金をはたいて買ったバイオリン。池のほとりで弾き始めると、色とりどりの魚が空を飛び回って歌い、りんご園ではおいしいものが実り始め、牛のぶちはカラフルに、病気の人も健康に!一本のバイオリンで世界がこんなに楽しくなるなんて♪

クェンティン・ブレイク文・絵/たにかわしゅんたろう訳
32P・880円
岩波書店

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・菅原幸子さん
この記事の中でご紹介した本
リズムがみえる/サウザンブックス社
リズムがみえる
著 者:トヨミ・アイガス
翻訳者:金原 瑞人
監修者:ピーター バラカン
イラストレーター:ミシェル ウッド
出版社:サウザンブックス社
以下のオンライン書店でご購入できます
105にんのすてきなしごと/あすなろ書房
105にんのすてきなしごと
著 者:カーラ・カスキン
翻訳者:中川 千尋
イラストレーター:マーク・シーモント
出版社:あすなろ書房
以下のオンライン書店でご購入できます
ビッグTと呼んでくれ/徳間書店
ビッグTと呼んでくれ
著 者:K・L・ゴーイング
出版社:徳間書店
以下のオンライン書店でご購入できます
ふしぎなバイオリン/岩波書店
ふしぎなバイオリン
著 者:クェンティン・ブレイク
出版社:岩波書店
以下のオンライン書店でご購入できます
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