今日を変えてしまう、そんな感動|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年2月22日 / 新聞掲載日:2019年2月22日(第3278号)

今日を変えてしまう、そんな感動

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ただただきれいだなぁ、感動的だなぁ…と見ていたアニメーションに、限界に迫る試行錯誤や、超絶技巧が隠されていたとは…。
効率や採算は、私たちの生活の近くにあるので重視されやすい。
ないがしろにはできない。ただ、もの作りには、そういうものを一言もなく圧倒してしまう、今日を変えてしまう、そんな感動があるべきだ。
それは最も本質的なことなのに、気づくとそうではないところに立ってしまっていることがある。「何が表現したいのか、自覚的であること」「いまやっていることに飽き足らないこと」 心に響いた。佐分利さんの本の題名は印象的だ、「今日を生き延びるために…」と始まる。
そして片渕監督は対談で、「明日を違う一日にするために…」と話された。思いがけず激しい、お二人の表現への決意、研究への自覚を伺うことができた。この対談ではアニメーションについて語られている。
しかし、それだけではない。
全ての表現、もの作りに通じる、まっとうで驚異的な話だった。(S)
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