ここを伝えたい!本の編集者より 人生に“学問”が必要なのは、“迷う”ことを正面から受け止めることができるようになるから 学問からの手紙 ~時代に流されない思考~ 宮野 公樹|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年2月28日

ここを伝えたい!本の編集者より
人生に“学問”が必要なのは、“迷う”ことを正面から受け止めることができるようになるから
学問からの手紙 ~時代に流されない思考~ 宮野 公樹

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「人生に“学問”が必要なのは、“迷う”ことを正面から受け止めることができるようになるから」。著者の言葉です。しびれました。
正確には、こうです。「迷うことを正面から受け止めることができ、その迷いのありのままを抱きながら生きていけるということであり、だからこそ人には学問が(あるいは学問精神が)どうしても必要なのです。」
“就活するのに、学問って必要?”という部分からの抜粋です。

なぜ、勉強するのか、なぜ大学へ進学するのか、という迷いを抱く方には、「勉強する意味や理由」を、学び直しの方には「興味・関心を学問にしていく方法」が、読み進むにつれて、明らかになっていきます。高校生からシニアの方まで、幅広く手にとっていただけるよう、編集しました。

著者の宮野公樹さんは、専任教員がたった一人という京都大学学際融合教育研究推進センターの准教授です。
宮野さんが仕掛ける「京大100人論文」「研究会・ワークショップ支援事業」「学際研究着想コンテスト」「全分野交流会」「全分野結集型シンポジウム」「京大100分野ワークショップ」などの“学問のイノベーション創出イベント”には、他大学や企業からの視察が殺到します。
宮野 公樹氏
「異分野融合の仕掛け人」としてメディアも注目し、企業人に深い知見を提供するための京大エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムでも講義を持つ宮野さんが、学問への思いをはじめて書き尽くし、大学に「学問」を取り戻したいと次々とたちあげた破天荒なプロジェクトのトライ&エラーもすべて語っていただきました!

大学に「学問」を取り戻すために命をかける、学者の生きざまを本書で「目撃」したような気持ちになれる構成になっています!
「あなたはどう生きるか」という真剣な問いが届きます。

目次をご紹介します

問いに学ぶ/第1章 大学で学ぶということ/第2章 学問の役割/
第3章 学者として生きる

著者の投げかける言葉に足下の地面がぐらりと揺らぐような感覚を覚えたら、それが「学問の始点に立つ」ということ。
「あまりに基盤でありすぎるために普段気づきもしないことに、疑いを持ったという証拠なのです」(第1章より抜粋)。

装画、挿画ともに、イラストレーターの佐藤おどりさんに描いていただきました。(カバーをはずせば、シンプルなグレーの表紙が現れます)
今、「学問」を考える方、語る方、また「学問」に取り組む方、すべてのみなさまに必読な1冊です。
この記事の中でご紹介した本
学問からの手紙~時代に流されない思考/小学館
学問からの手紙~時代に流されない思考
著 者:宮野 公樹
出版社:小学館
以下のオンライン書店でご購入できます
「学問からの手紙~時代に流されない思考」出版社のホームページはこちら
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