「それでも居場所は生まれてくる」|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年4月26日 / 新聞掲載日:2019年5月3日(第3287号)

「それでも居場所は生まれてくる」

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最近、ヒュッゲという言葉をよく耳にする。なんでも北欧デンマーク特有の幸福概念で「居心地のよい時間や空間」を意味するそうである。欧米で大ブームになって日本にも…って、真逆じゃないか、イルツラ! 東畑開人さんと高野秀行さんのイベントは最速記録で満席となった。高野さんの陰謀、もとい!作戦で成立した今回の対談は、終始笑いを巻き起こしながらも、依存と自立と幸福の関係、「心と気」という言葉の使われ方、居場所を壊していく犯人の正体をめぐるミステリーなど、深く、広く対話が交わされた。居場所をめぐる対話で東畑さんは、「居場所は何かのタイミングでいろんな場所で生まれてくる。もちろんそれはとっても壊れやすいんだけど、また生じてくる。そういう世界観で生きている」と語り、最後は高野さんの「辺境ドトール」で大爆笑のうちに幕を閉じた。あの一夜、あの場所も、たしかに〝泡のような〟居場所だったのだ。   (T)
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