本の国へようこそ 第106回 傘|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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本の国へようこそ
更新日:2019年6月25日 / 新聞掲載日:2019年6月21日(第3294号)

本の国へようこそ 第106回 傘

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植物が雨にきらきら打たれて、なんてうれしそうな六月。そういえば、子どもの頃、傘をさすのも、ささずに雨に濡れるのも、楽しかったなぁ。水たまりでずぶずぶになったズックは、不思議な音を立てたっけ。(忘れていた)雨の日の喜びを、思い出させてくれる本を4冊ご紹介します。

か  さ

かさ(太田 大八)文研出版
かさ
太田 大八
文研出版
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赤い傘をさし、黒い長い傘をもって、女の子が雨の日のおむかえに。誰もいない公園、池の水鳥の親子、商店街、横断歩道を渡って駅! 笑顔のお父さん、女の子は少し得意そう。墨一色に赤の傘だけ色を持つ、文字のない絵本。一緒に雨の中を歩いている気持ちになります。

太田大八作・絵
28頁・1100円
文研出版

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あ ま が さ

あまがさ(八島 太郎)福音館書店
あまがさ
八島 太郎
福音館書店
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三つの誕生日に、赤い長靴と雨傘をもらったモモは、雨が待ち遠しくてたまりません。幾日も幾日もたったある朝、「おきてごらん!とてもいいことがありますよ」。モモの雨傘の上では、雨が不思議な音楽を奏でます。モモが生まれて初めて雨傘をさした日の話。

やしまたろう作
32頁・1200円
福音館書店

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ちいさな きいろい かさ


なっちゃんの小さな黄色い傘に、うさぎさん、りすさん、胴長のだっくすくんも入れるかな? ばくのばくさんとあかちゃん、きりんさんの分も、傘は大きく高くなって、みんなが雨宿り先を見つけたら、もとの小さな傘に戻りました。雨のすてきなひとときのお話。

もりひさし作
にしまきかやこ絵
32頁・1100円
金の星社

か さ と な が ぐ つ

かさとながぐつ(二宮 由紀子)瑞雲舎
かさとながぐつ
二宮 由紀子
瑞雲舎
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傘が待つ家に長靴がやってきた。次の次の日は雨のおでかけ。「わあい」と長靴。「いあわ」と逆立ちの傘。「ぽつん、ぽつん」と長靴。「んつぽ、んつぽ」と傘。そして「びちょびちょ」の「ちょびちょび」に。傘と長靴の目線から描かれる、にぎやかで楽しい雨の日の絵本です。

二宮由紀子文
市居みか絵
34頁・1300円
瑞雲舎

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・菅原幸子さん
この記事の中でご紹介した本
かさ/文研出版
かさ
著 者:太田 大八
出版社:文研出版
以下のオンライン書店でご購入できます
あまがさ/福音館書店
あまがさ
著 者:八島 太郎
出版社:福音館書店
以下のオンライン書店でご購入できます
ちいさなきいろいかさ/金の星社
ちいさなきいろいかさ
著 者:もりひさし
出版社:金の星社
以下のオンライン書店でご購入できます
かさとながぐつ/瑞雲舎
かさとながぐつ
著 者:二宮 由紀子
出版社:瑞雲舎
以下のオンライン書店でご購入できます
「かさとながぐつ」出版社のホームページはこちら
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