板橋 繁著『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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出版メモ
更新日:2019年7月2日 / 新聞掲載日:2019年6月28日(第3295号)

板橋 繁著『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』

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 本書は講談社のブルーバックスシリーズから出版された。このシリーズといえば身近なことから専門的なことまでを分かりやすく解説する、知る人ぞ知る教養書の代表選手である。その編集部の作ったゴルフ本!と聞き、書評紙としては一瞬たじろぐが、読んでみるとその斬新さと分かり易さに感服した。

ではこの本をどのように読むべきなのだろうか。提言されている中身はガラパゴス化した日本ゴルフの指導法を完全否定し、世界標準にして腰や体の各部を壊さず長く楽しむためにはどうするべきか、という視点から書かれている。だが、読み進むうちにこうすればもっと正確にしかも飛距離が伸びていく、ということを日本の読者に教えたいという著者の情熱に取り込まれてしまうのである。

世にゴルフの指導書は数え切れないほど氾濫している。本書のタイトルもどこかゴルフ雑誌の特集記事を思わせるのだが、しかし、書かれた中身が違うことは読んでみて初めて分かる。ジャパニーズゴルフの代表的理論〈身体を止めてヘッドを走らせる〉を著者は×と断定し、ではどのようにボールを打つのかと科学的に解説する。表紙の帯には、こうした間違いを正す7項目の理論が印刷されているから、気になる人は手にしたらそこに着目して読むといい。そして、この本を読むときに心がけてもらいたいことがある。それは、ゴルフ仲間にも薦めて、丁寧な解説と詳細な図解や写真を参考にスイング分析をお互いにチェックし合うと、この理論がより身につくであろうということである。

図書館の趣味のコーナーに置かれたら借りたい人も続出ではないだろうか。また、1200円という価格はニューボール2~3個分の金額である。この本を読んでナイスショット連発になるとボールを失くすことも激減し、すぐに本の購入代も取り戻すことであろう。(新書判・288頁・本体1200円) (K)

講談社☎03・5395・4415
この記事の中でご紹介した本
世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法/講談社
世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法
著 者:板橋 繁
出版社:講談社
以下のオンライン書店でご購入できます
「世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法」出版社のホームページはこちら
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