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漢字点心
更新日:2019年7月9日 / 新聞掲載日:2019年7月5日(第3295号)

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ローマ字のYとよく似ているが、これはこれでれっきとした漢字。音読みはア。意味は、先が二つに分かれていること。「丫頭(あとう)」「丫鬟(あかん)」とは、髪の毛を頭の上の二か所でお団子にまとめた髪型のこと。中国の昔の子どもの髪型だが、昔の日本で「あげまき」と呼ばれた子どもの髪型と、同じ形。お団子二つの女の子は現在でもいるから、使おうと思えば今だって使える漢字である。

ただ、お団子二つを表す漢字は、もう一つある。それが「丱」で、音読みではカンと読む。「丱角(かんかく)」とか「丱童(かんどう)」といった熟語が、漢和辞典には載っている。

「丫」も「丱」も、いずれ劣らぬ独特な形をした漢字だが、はたして、どちらの方がお団子二つをイメージさせやすいだろうか? 個人的な意見では、どちらもお団子二つらしくはないわけで、これらの漢字が使われなくなってしまった原因は、そんなところにもあろうかと思われる。(えんまんじ・じろう=編集者・ライター)
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