あっくんはたべられない 食の困難と感覚過敏  あっくん作・髙橋智監修|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年8月26日 / 新聞掲載日:2019年8月23日(第3303号)

あっくんはたべられない 食の困難と感覚過敏
あっくん作・髙橋智監修

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「ぼくは給食の時間がとってもゆううつだった」。食べられないものがたくさんあるあっくんは、友達が給食を食べ終わって遊んでいるのに、全部食べるまで教室に残されます。あっくんにとって、「イチゴはつぶつぶがブツブツで」「おまめはつるつる」「キウイはジョリジョリがささる」…。

好き嫌いがあることは、しつけや育て方に問題がある、と長らく考えられてきた。でも研究が進み、発達障害者の中に比較的多く持つ人がいる、感覚過敏といった独特な身体感覚と、偏食の関係性が疑われるようになった。

物語の中であっくんは、食べられるおかずが入ったお弁当を忘れて、クラスの友達におかずを分けてもらいます。気になっているあの子からも…苦手なんだけど…えい!!!(パクッ)。そうしてちょっとずつ食べられるものが増えていきました。

本書は前半があっくんの体験をもとにした絵本、後半は「食の困難と発達障害」の解説、「あっくんのお母さんの子育て記録」からなる。(十九×二七㎝・二七頁・一五〇〇円・世音社)
(画像は本書より)
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