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漢字点心 第191回
更新日:2016年7月22日 / 新聞掲載日:2016年7月22日(第3149号)

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暑
今日は、二十四節気の大暑。次は立秋だから暦の上では夏の終わりなのだが、実際には、最も暑い季節はこれからだ。

「暑」は「日」と「者」を組み合わせた漢字だが、「者」を構成要素とする漢字はとても多い。よく使われるところでは、「都(みやこ)」や「著作」の「著」、「諸君」の「諸」、「部署」の「署」、「煮沸」の「煮」。「下駄の鼻緒」のように使う「緒」もあれば、「なぎさ」と訓読みする「渚」だってある。ほかにも、「猪(いのしし)」や「箸(はし)」、「賭博」の「賭」などなど、挙げ出すときりがない。

「者」の成り立ちについては、いくつかの説があってつかみがたい。しかし、これらの漢字を眺めているとなんとなく見えてくるのは、「者」には「あつまる」「まとめる」といった意味がありそうだということ。だとすれば、「暑」も、太陽の光が集まるという意味合いなのだろうか。これからの季節が思いやられる成り立ちである。
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