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更新日:2019年10月4日 / 新聞掲載日:2019年10月4日(第3309号)

社会の見え方が少し変わった

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これまで障害者運動にほとんど触れてこなかった。「どうして、もっと怒らないの?」 この言葉に本書を手に取った。
面白かった。荒井さんは社会に響く言葉を投げかけていく人だと思った。
『差別されてる自覚はあるか』を読んだら、これも面白かった。CP者たちが体の底から生の根源から、自分の言葉を文学を綴り、社会を語っていた。
荒井さんが本書の九龍さんとの対談でヘイト問題について〈「文化力」みたいなもので抗することを諦めてはいけない〉といったが、杉田さんとの対談では、言葉が社会をいい意味でも悪い意味でも動かすということを、改めて感じさせられた。お二人とも静かに話す。
その奥にある熱く、しなやかな言葉の数々に、社会の見え方が少し変わったように感じている。(S)
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