ロッド・ジャドキンス著 『「クリエイティブ」の練習帳 発想力をとことん鍛える100の難問』|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
マイページで記事のブックマーク!
ログイン
マイページ登録

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは マイページ

新刊
更新日:2019年10月12日 / 新聞掲載日:2019年10月11日(第3310号)

ロッド・ジャドキンス著
『「クリエイティブ」の練習帳 発想力をとことん鍛える100の難問』

このエントリーをはてなブックマークに追加
 「生きていますか?」と始まるイントロダクション。「この時代に流通する貨幣は、お金でもデータでも注意力でも時間でもない。/アイデアなのだ」とけしかける本書は、名門芸術大学セントラル・セント・マーティンズで、クリエイティブな思考法について教える著者が、生徒の潜在能力を高めるために出題した「難問」を100個まとめた一冊。

まずは難しく考えずに手に取ってページを開くべし。目次には「テクノロジーと身体」「時間」「過激・過剰」「権力と自由」「未来・過去」「自分」「本物・偽物」「価値」「混乱・混沌」「言葉」と10章が並ぶ。例えば「テクノロジーと身体」では、人類がどう退化するのかイラストの続きを描いてくださいという。何を指して退化といい進化というのか…いきなり難問だ。あるいは、個性的なチーズおろし器をデザインせよとか、異星人を地球に来させないポスターをデザインしろとか。

「時間」では瀕死の人に贈るプレゼントのデザインや、太陽系外の惑星に移住した人々のための時計のデザインなどを所望される。

あるいは「自分」では、あなたの身体の一部を博物館に寄付してください、などという問いや、人工の腕をデザインしてくださいという問いも。

幽霊のための名刺? 宣伝せずに宣伝するって何だ?

作家や学者や政治家、詩人、俳優、美術家、実業家…著名な人々の言葉を引きながら、答えのない難問に向き合う時間。「アイデアがあなた自身を豊かに、そしてあなたが住む世界をも豊かにしてくれるというのが、本書が本当に伝えたいことなのだ」
この記事の中でご紹介した本
『「クリエイティブ」の練習帳 発想力をとことん鍛える100の難問』/フィルムアート社
『「クリエイティブ」の練習帳 発想力をとことん鍛える100の難問』
著 者:ロッド・ジャドキンス
翻訳者:島内 哲朗
出版社:フィルムアート社
以下のオンライン書店でご購入できます
「『「クリエイティブ」の練習帳 発想力をとことん鍛える100の難問』」出版社のホームページはこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加
新刊のその他の記事
新刊をもっと見る >
芸術・娯楽 > 美術 > デザイン関連記事
デザインの関連記事をもっと見る >