二人の初老の男たちの掛け合いは、まさに〝漫才〟である|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年10月18日 / 新聞掲載日:2019年10月18日(第3311号)

二人の初老の男たちの掛け合いは、まさに〝漫才〟である

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菅谷憲興さんとの出会いは、二〇年ほど前。「(仏留学中に)フローベールが読んだ医学書を全部読んだ」と、初対面のときに、菅谷さんは仰っていた。その菅谷さんから『ブヴァールとペキュシェ』の新訳に挑んでいるという話を伺ったのも、もう随分前のことだ。刊行の暁には、必ずや読まねばならないと思ったのだった。新幹線の車中、ページを繰りながら、何度も笑いをこらえた。二人の初老の男たちの掛け合いは、まさに〝漫才〟である。膨大な引用文といえば、大西巨人『神聖喜劇』を思い起こす。大西さんの蔵書(現在二松学舎大学が整理中)に、この小説はあっただろうか。是非とも確かめてみたくなったのだった。   (A)
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