第六七回菊池寛賞授賞者決定|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2019年11月29日 / 新聞掲載日:2019年11月29日(第3317号)

第六七回菊池寛賞授賞者決定

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★第六七回菊池寛賞授賞者決定

第六七回菊池寛賞(日本文学振興会主催)の授賞者・団体が、次の通り発表された。

▽浅田次郎=一九九一年のデビュー以来、『蒼穹の昴』などの中国歴史小説、時代小説、戦争小説、直木賞受賞作『鉄道員』の珠玉の短編まで、幅広いジャンルにわたって、平成の文学界を牽引し続けてきた。

▽吉田都=二二年間にわたり英国の二つのロイヤルバレエ団において最高位のプリンシパルを務めるなど、世界的に活躍。確かなテクニックと高い音楽性により、今年八月の引退まで多くのファンを魅了した。

▽NHK「おかあさんといっしょ」=幼児向テレビ番組の先駆けとして一九五九年に放送を開始。さまざまに創意工夫がなされた親しみやすい歌・ぬいぐるみ人形劇・体操などで、長年にわたり子どもと親の情操を育み続ける。

▽戸髙一成とPHP研究所=旧日本海軍の中堅幹部が戦後おこなった座談会の四〇〇時間にもおよぶ録音テープを収集、一〇年以上の歳月をかけ文字起こしと校訂に取り組み、『[証言録]海軍反省会』全一一巻に結実させた。

▽ラグビー日本代表チーム=今年日本で開かれたラグビーワールドカップにおいて、史上初の決勝トーナメント進出を果たす。様々な国から来た選手たちが「ONE TEAM」となり強豪国を破る姿は、日本中に勇気を与えた。

選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。授賞者・団体には、正賞と副賞として賞金一〇〇万円。贈呈式は一二月六日。
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