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更新日:2020年3月6日 / 新聞掲載日:2020年3月6日(第3330号)

こんなときこそ立ち止まって考える絶好の機会

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ミーハーだがワクワクする。『世界哲学史』の刊行に、「世界哲学」という知の祭典に参加させてもらえた気がしている。一・二巻は各地の哲学の「始まり」に遡る。古代メソポタミア文明の世界創造神話『エヌマ・エリシュ』では、原初の海の女神の亡骸が魚の開きのように割かれて、その半分で天空が作られる(驚きだ!)。古代中国では、昔ならった「胡蝶の夢」が取り上げられて「物化」と世界の変容について解説されたりする。「新書という簡便なものなので哲学議論としては充分ではない」とはいえ、一般読者にとっては読み応えも考え応えもあるシリーズだ。新型ウイルスの流行で行動に制限がかかり、うかない日々が続くが、こんなときこそ立ち止まって考える絶好の機会かもしれない。  (S)
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