怪異は時代を映す鏡の役割|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2020年4月18日 / 新聞掲載日:2020年4月17日(第3336号)

怪異は時代を映す鏡の役割

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お二人の対談を聞きながら思い浮かべていたのは、「怖いもの見たさ」ということわざである。なぜ、人は怖いと分かっていながら、ホラー映画や小説、怪談を求めてしまうのか。かく言う私も、怖いものは大の苦手だが、川奈さんの『少女奇譚』『少年奇譚』が刊行された際には、ワクワク半分、恐々半分で、大変面白く読んだ。一柳さんのご指摘通り、「現実だけで世界が完結してしまうつまらなさ」があったからかもしれない。

お二人曰く、「怪異は時代を映す鏡の役割」があるという。この対談の十数日後には、新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令、現在は週末の外出をできる限り自粛する状況にある。しかも、状況は日々、深刻化していくばかり。今後生まれるであろう怪異譚は、この状況を、どのように映し出すのだろうか。(N)
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