「東北の古代史」シリーズ全5巻完結  『三十八年戦争と蝦夷政策の転換』  吉川弘文館より刊行|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2016年7月1日 / 新聞掲載日:2016年7月1日(第3146号)

「東北の古代史」シリーズ全5巻完結
『三十八年戦争と蝦夷政策の転換』
吉川弘文館より刊行

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吉川弘文館が昨年6月より刊行してきた「東北の古代史」シリーズの第4巻、鈴木拓也編『三十八年戦争と蝦夷政策の転換』(四六判上製カバー装・300頁・原色口絵4頁、2400円)が今月初めに発売された。本書の刊行をもってシリーズ全5巻完結となる。全巻セット12000円。

近年、東北の古代・中世史研究は大きく進展し、学際的な研究も盛んに進められている。さらに東日本大震災を契機に、東北の考古学・歴史学・地域史に新たな光があてられつつある。こうした中、東北を再認識し東北が本来もつ独自のエネルギーに触れ、今後の行く末を考えていくきっかけに繋げていくことを目的に企画された本シリーズ。

本巻は本格的な征夷の時代がはじまった奈良時代の末から9世紀までの東北が舞台。坂上田村麻呂やアテルイらが登場する38年におよぶ戦争ののちに、新たな段階を迎える蝦夷と国家の関係を活写。交流・災害・信仰にも注目し、その後の東北を描いている。

姉妹編の「東北の中世史」シリーズは2月に発売された第5巻、高橋充編『東北近世の胎動』(四六判上製カバー装、264頁、原色口絵4頁、2400円)をもって全5巻完結している。全巻セット12000円。吉川弘文館
TEL:03・3813・9151
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