本の中の「わたし」から、 声が返ってくるような往復書簡|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2020年5月23日 / 新聞掲載日:2020年5月22日(第3340号)

本の中の「わたし」から、
声が返ってくるような往復書簡

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天窓からかろうじてとどく光、薄暗く謎めいた部屋、そこで見出した、いまわしくも忘れがたきその名――。映画監督・吉田喜重氏の初小説『贖罪』は、美しいモノクロームの映像が目に浮かぶような、格調高い文章からはじまる。時節柄、インターネットを介しての吉田氏と四方田犬彦氏による往復書簡となったが、まるで本の中の「わたし」から、声が返ってくるようだった。 7面の赤坂憲雄氏と吉増剛造氏による「震災後10年」のシンポジウムでは、現在のコロナ禍にも通ずる深い対話が交わされた。わたしたちはみな〈傷つき〉〈途方にくれて〉いる。この災厄の終息を願いながら。(T)
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