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天皇と憲法(島田 裕巳)朝日新聞社
天皇と憲法
著 者: 島田 裕巳しまだひろみ
出版社:朝日新聞社
ISBN:978-4022736871
760円(税別)
七月十三日、天皇が生前退位の意向を示していることが報じられると、国内に「激震」が走った。すべてのマスコミが、大きなニュースとして取り上げ、街中は、この話題で持ちきりになった。果たして生前退位は可能なのか。そのためには皇室典範のみならず憲法改正が必要なのではないか。あるいは「女系天皇」に関する議論も再び議論の俎上にあがった。現状では、もし生前退位が実現するにしても、特別措置法で対応し、皇室典範の最低限の改正で乗り切るという方途が予想される。しかし、そうした場当たり的なやり方では、いずれもっと深刻な事態に陥るのではないか。これが著者のひとつの主張である。歴史的に振り返ってみると、いつの時代も「皇位継承」はつつがなく行われていたわけではない。幾度も危機は訪れている(近々では、明治天皇の即位時も、実はかなり重大な局面であったことが、本書では紹介されている)。皇位継承が困難に直面している事態を打破するにはどうすればいいいか。「天皇のあり方をめぐって憲法を改正するということは、日本の社会秩序を大きく変えていくことを意味する」(二〇五頁)のであり、「その改正作業には、かなりの時間がかかるはずで、その間に議論を深め、同時に国民全体の同意を取りつけていかなければならない」(同)。憲法改正が行われたのは、日本の歴史上たった一度のことである。言うまでもなく、敗戦によってである。今は本当にその時期にあたるのかどうか。天皇問題から憲法改正について考える、そのヒントに溢れる一冊。
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皇室の風
著 者:岩井 克己
出版社:講談社
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