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プレイ・マターズ 遊び心の哲学(ミゲル シカール、松永 伸司)フィルムアート社
プレイ・マターズ 遊び心の哲学
著 者: ミゲル シカール 
翻訳者: 松永 伸司まつながしんじ
出版社:フィルムアート社
ISBN:978-4845918010
2,000円(税別)
なぜ遊びが重要なのか?
なぜわたしたちは遊びを必要としているのか?
そもそも、遊びとはいったい何なのか?

現代ゲームスタディーズの第一人者、
ミゲル・シカールによる
新時代の「遊び」の哲学、待望の翻訳!


新しい切り口でゲームについて考え、ゲームという観点から新しい切り口でゲーム以外の物事について考える、ゲームスタディーズ入門〈Playful Thinking〉シリーズ、翻訳第1弾!


遊びの単なるひとつの形式にすぎないゲームにのみ焦点をあててきた従来のゲームスタディーズに異議を突きつけ、物、空間、人間、人間関係など多様な事柄が関わる「遊びの生態系」全体の観点から遊びをとらえていくことの重要さを提示する。
幅広い射程を有するコンピュータ時代の遊びのかたちを描き出す、ゲームスタディーズの新潮流となる必読書が満を持して登場。

ビデオゲーム、ボードゲームから、スポーツ、おもちゃ、遊び場、ユーザーインターフェイス、インタラクションデザイン、さらには、関係性の美学など現代の美術理論から考察する遊びの行為の美学、はたまた、1986年ワールドカップでのマラドーナの「世紀のゴール」、 アノニマスのハクティビスト活動*などから検討する政治的な遊びまで──

ユニークで独創的な事例を膨大に織り込みながら、従来の遊戯論の伝統をアップデートし、ゲームスタディーズにカウンターをかける、遊び心満載の痛快な一冊。


=====
遊びがわかれば世界もわかる

そんなつもりで眺めれば、それこそスマホのデザインも、冗談交じりのおしゃべりも、ゲームやその他の楽しみも、日々の暮らしやビジネスだって、世界は「遊び」で満ちている。昔の人も言うように、遊びは人を映し出す。

それなのに、世界はどんどん変わるのに、遊びの理解は進まない。この本は、そんな理解を大幅に更新かける得がたい本。小さいけれど侮るべからず。山椒は小粒でもぴりりと辛い。ゲームも仕事も日常も、みんなまとめて面倒みよう。遊びの極意をご覧あれ。頭の中を揺るがせば、遊び心も湧いてくる。遊びがわかれば世界もかわる。

──山本貴光
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前世紀、二度の世界大戦のはざまの時代。
賢い人間(ホモ・サピエンス)を僭称した西洋近代の過信を省みて、
ヨハン・ホイジンガは遊ぶ人間(ホモ・ルーデンス)たる人類の本性を喝破した。

今世紀、ゲームと人工知能が遍く社会の情報化を導く現代。
いまや近代は超克され、この星は自然物と人工物が戯れあう
遊ぶ生命(アニマ・ルーデンス)の共異体へと拡張されつつある。

本書が思索する「遊び心」とは、そんな世界の塗り替えを導く原理の謂だ。
与えられた機能や目的に還元されない、流用と創造のダイナミズムとは?
予定調和な未来像を打ち破る遊戯論の更新が、ここから始まる。

──中川大地
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