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身体を引き受ける トランスジェンダーと物質性(マテリアリティ)のレトリック(ゲイル・サラモン、藤高 和輝)以文社
身体を引き受ける トランスジェンダーと物質性(マテリアリティ)のレトリック
著 者: ゲイル・サラモン 
翻訳者: 藤高 和輝ふじたかかずき
出版社:以文社
ISBN:978-4753103553
3,600円(税別)
不可視化されたトランスジェンダーの身体からの問いかけ
「LGB fake-T」として、不可視化されてきたトランスジェンダーの身体。本書は、現象学や精神分析をトランスジェンダー理論として読み直す。「身体自我」、「身体図式」などの概念を駆使して、トランスジェンダーの身体経験を理論的に考察。「身体とは単なる物質的なものではなく、身体イメージの媒介によってはじめて生きられる」というトランスジェンダーの身体経験の分析を通じて身体そのものを問い直し、「感じられた身体」と「物質的な身体」の不一致や心身二元論を乗り越える枠組みを提示する。トランスジェンダースタディーズの重要書。

ジュディス・バトラー(judith butler)
「この注目すべき本において、ゲイル・サラモンは身体図式(現象学から)と身体自我(精神分析から)の概念を独創的に用いて、きわめて説得的かつ巧みに、身体の物質性がその分節化に必要な図式を通して形作られることを論じている。
 この急速に発展している重要な分野における他の研究と異なって、サラモンの本が焦点を当てているのはトランスジェンダーの間主観的な構築であり、いかに「呼びかけ/呼称」がトランスセクシュアルの自己‐生産において機能しているのか、そして、いかに〈他者〉――予期され、求められる〈他者〉――の眼差しが身体図式を「築く」よう働くのかを考察している。
 サラモンの著作は、文化理論(カルチュラル・セオリー)にはめったにみられない非凡な洞察力と哲学的なエレガンスを備えており、身体そのものの物質性に関してトランスジェンダーが含意しているものに鋭敏な哲学的省察を加えている。」

ジュディス・ハルバースタム(Judith Halberstam)
「『身体を引き受ける』は、現象学の方法によって、身体に関する現代の諸理論にきわめて魅力的な介入を行っている。「物質性の修辞学」の内部にトランスジェンダリズムを位置づけることで、サラモンは、オルタナティヴなジェンダーの理論と生きられた経験の双方を記述することを可能にするしなやかな理論的枠組みを念入りに作り出している。
 この本は疑いもなく、トランスジェンダー・スタディーズと批判理論とのあいだの架け橋になるものであり、それによって、身体化されることが何を意味するのかを理解する新たな方途を開くだろう。」
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