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和歌の黄昏 短歌の夜明け(島内 景二)花鳥社
和歌の黄昏 短歌の夜明け
著 者: 島内 景二しまうちけいじ 
出版社:花鳥社
ISBN:978-4909832085
2,800円(税別)
歌は、21世紀でも「平和」を作りだすことができるか。
「『古今和歌集』から日本文化が始まる」という新常識のもと、千四百年の歴史を誇る和歌・短歌の変遷を丁寧にひもとく。
「令和」の時代を迎えた現代が直面する、文化的な難問と向かい合うための戦略を問う。
日本の近代を問い直す!
江戸時代中期に興り、本居宣長が大成した国学は、平和と調和を祈る文化的エッセンスである「古今伝授」を真っ向から否定した。『古今和歌集』以来の優美な歌では、外国文化と戦えないという不信感が『万葉集』を復活させたのである。強力な外来文化に立ち向かう武器として『万葉集』や『古事記』を持ち出し、古代を復興した。あまつさえ、天才的な文化戦略家だった宣長は、「パックス・ゲンジーナ」(源氏物語による平和)を反転させ、『源氏物語』を外国文化と戦う最強の武器へと組み換えた。これが本来企図された破壊の力、「もののあはれ」の思想である。だが、宣長の天才的な着眼の真意は、近代歌人には理解されなかった。『源氏物語』を排除して、『万葉集』のみを近代文化の支柱に据えて、欧米文化と渡り合おうとする戦略が主流となったのである。
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