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ルドルフ・ディットリヒ物語 ウィーンから日本へ 近代音楽の道を拓いた(平澤 博子)論創社
ルドルフ・ディットリヒ物語 ウィーンから日本へ 近代音楽の道を拓いた
著 者: 平澤 博子ひらさわひろこ 
出版社:論創社
ISBN:978-4846018603
2,400円(税別)
明治の時代にお雇い外国人として来日し、幸田延・安藤幸姉妹ら多くの音楽家を育成指導。日本における西洋近代音楽教育の父ともいうべきディットリヒの華麗で劇的な足跡を追う、はじめての評伝。

日本オーストリア友好150周年記念・ディットリヒ歿後100年記念出版

◎ 著者の平澤博子博士は、長年ウィーンでディットリヒ研究に携わってこられました。その長年の成果が、一五〇周年という記念の年に日本で出版されることは、オーストリア大使として大変に喜ばしいことです。
──フーベルト・ハイッス駐日オーストリア共和国大使
◎ ……プッチーニの「蝶々夫人」などに与えた影響を知る貴重なドキュメンタリーであるだけでなく、彼自身が、ピンカートンを彷彿とさせる劇的な物語の主人公でもあり、読み物としても面白い。
──澤和樹東京藝術大学学長
                                巻頭の「ことば」より

 日本における西洋近代音楽の父ともいうべきルドルフ・ディットリヒ(1861〜1919)初の評伝。オーストリア出身の音楽家ディットリヒは、ヴァイオリン・オルガン・作曲をウィーン・コンセルヴァトリウムで修得。1888(明治21)年にお雇い音楽教師として来日し、東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽部)で6年間教鞭を執る。後に日本音楽界の重鎮となる多数の学生たち、たとえば、日本人初の本格的ヴァイオリニスト・作曲家となった幸田延とその妹の安藤幸(ふたりは幸田露伴の妹)をはじめ多くを指導・育成し、日本に西洋音楽の基盤を築き、黎明期の日本音楽界に多大な功績を残した。
 1894年にオーストリアへ帰国したディットリヒは、ウィーン音楽院教授、オーストリア音楽教育協会の幹部として、また大オルガニストとして活躍。世紀末ウィーン音楽界においてその地位を確固たるものにする。
 本書では、恩師ブルックナー、ヘルメスベルガーとのかかわり、同門のマーラー、ワグネリアンのH・リヒターとの共演、彗星のごとくあらわれた門下生F・シュッツ、ハプスブルク家最後のオルガニストL・ディテーなど、彼を取り巻く同時代の著名音楽家のエピソードも盛り込み、日本ではあまり知られていないディットリヒの真実の人物像を浮き彫りにする。また、ディットリヒが見た当時の日本事情、日本文化史への深い関心、ユーモアに富んだウィーン気質の発露なども含め、日本オーストリア文化交流史についての格好の読み物ともなっている。日墺修好通商条約締結150周年、ディットリヒ歿後100年の年にあたる本年、2019年の刊行。
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