新書のすすめ
磯野真穂さんが新書を買う

ブックファースト新宿店にて

 新年恒例「新春特集・新書のすすめ」をお届けします。一面「新書を買う」では、人類学者の磯野真穂さんに、書店店頭にて新書を選んでいただきました。

 二面以降では、版元選りすぐりの新書をご紹介します。著者に自著を語ってもらう「私のモチーフ」、各社新書編集部から「売れ行き好調の10点」リスト、その中から一冊について読みどころを。さらに「近刊ピックアップ」では、新刊・近刊の一冊を教えていただきました。

 慌しい年末年始、新書を片手にひと息つきませんか? どうぞお楽しみください。(編集部)
≪週刊読書人2021年1月1日号掲載≫

<磯野真穂さん購入新書ラインナップ>
●倉沢愛子著『インドネシア大虐殺 二つのクーデターと史上最大級の惨劇』(中公新書)
●中島義道著『悪について』(岩波新書)
●三中信宏著『分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』(講談社現代新書)
●船木亨著『現代思想講義 人間の終焉と近未来社会のゆくえ』(ちくま新書)
●伊藤玲阿奈著『「宇宙の音楽を聴く」 指揮者の思考法』(光文社新書)
●橋元淳一郎著『空間は実在するか』 (インターナショナル新書)
●イミダス編集部編『イミダス 現代の視点2021』(集英社新書)
●村上陽一郎著『死ねない時代の哲学』(文春新書)
●鈴木亘著『社会保障と財政の危機』(PHP新書)
●向笠千恵子著『和食は福井にあり 鯖街道からコシヒカリまで』(平凡社新書)
●赤坂真理著『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)
●NHK「へんてこ生物アカデミー」制作班監修『すごい! へんてこ生物』(祥伝社新書)
●田村圭介・上原大介著『新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか』(SB新書)
●塚本邦雄撰『淸唱千首 白雉・朱鳥より安土・桃山にいたる千年の歌から選りすぐつた絶唱千首』(冨山房百科文庫)

選書理由や磯野さんのコメントは本紙にてお楽しみください

本編のつづきは以下で読めます

★いその・まほ=人類学者。オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『なぜふつうに食べられないのか 拒食と過食の文化人類学』『急に具合が悪くなる』(宮野真生子氏との共著)など。