実利に基づく平和思想を唱えた人

『石橋湛山の経済政策思想』(日本評論社)刊行を機に

対談=原田泰×和田みき子

編集室から

編集室から  対談の冒頭から『男子の本懐』批判がなされますが、実は『石橋湛山の経済政策思想』の中に『男子の本懐』というワードは登場しません。昭和恐慌理解の誤りの最もわかりやすい例として読書人用に挙げてもらいました。

 なぜ今石橋湛山なのか? という疑問もあるかもしれませんが、石橋の経済政策を理解することが、本書でも述べられている現在の経済政策理解につながってくるので、読書人WEBでも取り上げました。

 7月16日に原田泰さんのインタビュー記事公開を機に本記事も全編無料公開とさせていただきました。後半部分をまだお読みでない方はぜひこの機会にお楽しみください。(WEB編集部・峰岸裕)