経験が示す進化のかたち

これからの図書館
著者：谷一文子
出版社：平凡社
評者：立石富男
書評

“聞いたことはある”世界を魅せる山田深夜作品集

風になる日
著者：山田深夜
出版社：双葉社
評者：新田祥平
書評

ヒトのレンズで動物をみる

動物に「心」は必要か　擬人主義に立ち向かう
著者：渡辺茂
出版社：東京大学出版会
評者：宮永理央
書評

「かがくのとものもと」と「かがくのとも」

かがくのとものもと　月刊科学絵本「かがくのとも」
著者：池田清彦
出版社：福音館書店
評者：中島創
書評

帝国図書館と人間模様

夢見る帝国図書館
著者：中島京子
出版社：文藝春秋
評者：石井昭
書評

幼時から自死の日まで

その全歴史、全思考を通じて、実像に迫る

評伝 西部邁
著者：髙澤秀次
出版社：毎日新聞出版
評者：寺脇研
書評

なぜ、どのような局面で、いかなるメカニズムで行われたのか

東アジアの弾圧・抑圧を考える
著者：岩下哲典
出版社：春風社
評者：関智英
書評

ロシア文学の現在進行形

西側からもたらされたポストモダニズムに着目

ナショナルな欲望のゆくえ　ソ連後のロシア文学を読み解く
著者：松下隆志
出版社：共和国
評者：高田映介
書評

「原爆の図丸木美術館」の日常と成長

未来へ　原爆の図丸木美術館 学芸員作業日誌
著者：岡村幸宣
出版社：新宿書房
評者：川延安直
書評

領土に依らないアイデンティティの在り処を探る

ナラティブの掘り起こしが〈正史＝イデオロギーの支配〉へ対抗するためのキーになる

希望のディアスポラ　移民・難民をめぐる政治史
著者：早尾貴紀
出版社：春秋社
評者：村上靖彦
書評